濃尾
地震

根尾谷断層・根尾谷断層観察館

 根尾谷断層帯は、梅原断層帯とともに濃尾断層帯の主部として、明治24(1891)年の濃尾地震の際に温見断層北西部とともに長さ約76kmの地震断層の一部として活動し、マグニチュード8.0の地震を発生させました。最大7.4mの左横ずれが生じたその影響は大きく、岐阜県と愛知県を中心に大きな被害を及ぼしました。学術的な価値が高く、国の特別天然記念物にも指定されており、世界的にも有名な断層です。
根尾谷地震断層観察館は、地震についてさまざまな視点から学習できる総合施設であり、特に、館内には上下の変位が約6メートルにも及ぶ断層涯を観察することができます。

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